2012年9月6日

JITCOセミナー

 
9月6日にJITCO主催のもと、タイ送り出し機関と日本側組合のセミナーが東京で開催されました。 ①弊社も日本に在留している実習生の状況を視察すること。②タイ労働省プラビット局長以下8名の関係者を弊社送り出し企業視察アレンジのため、同行いたしました。
 
 
JITCO会長・タイ労働省局長の挨拶の中でのキーワードは3年後のタイ人実習生の
フォローアップ事業ということで、日本語・技能をマスターしたタイ人実習生がタイ国内に進出している日系企業への就職や習得した技能を生かしたタイ国内での起業をサポートしていくというものでした。
 
弊社も日本側の組合・受け入れ企業と共同で現在、タイ国内で自動車アフターマーケットの合弁企業設立のお手伝いをしております。
 
今後のタイ国内経済動向・人件費・タイ国内の消費経済を考えますと、従来のタイ人実習生を送り出すのみではなく、帰国後の実習生のキャリアアップをフォローしていくスキームを同時に構築していく重要性を痛感しております。
 
 
 

 
  
JITCO理事長 栃木庄太郎氏


セミナ開始にあたってプラビット局長



 
最後に関係者一同で記念写真。
 
明日以降は4日間労働省一向と動向する予定です。
 

2012年5月11日

カーケアビジネス

中国北京に本店がある洗車の王国の会議出席のため、日本側関係者・タイ側関係者と訪問しました。 

目的は、洗車の王国タイランドを設立後の①商品販売②人材育成③本部・FC店舗管理にかんする研修です。

日本法人はこちら 洗車の王国(日本法人)


経営母体である中国のFC本部の人材管理、育成・業務管理のシステム化がきっちりしているのには非常に関心致しました。




2年間で200店舗を展開するFC本部です。中国の富裕層が所有する自家用車・社用車がユーザーです。 自動車のモーターションに展示される高級車のオンパレードでした。

2012年度には自動車関連マーケット企業として表彰もされ、日本のメディアも注目をしており、まだ設立間もないタイの現地法人の取材もされました。






一台1200円の洗車料金にその他コーティング・カッティングシート及び軽板金塗装のサービスを開始しています。 日本への実習帰国生が経営陣に入っており、そのた幹部クラスに約10名弱の日本語を話す人材がいます。

タイからも下記の写真のように実際に店舗出店するスタッフが研修を受けていました。






当日は2周年記念事業が開催され、夕食パーティーが開催されました。 中国ではビールを冷やさずに飲むのが基本というのは知りませんでした。


今後は、弊社の役割として自動車アフターマーケット市場(自動車板金塗装・カーケアー)のタイ国内での店舗展開に必要な人材をしっかりと事前教育を実施して、日本に派遣致します。 3年後に帰国した折には、タイ国内での店舗を経営するFC店長として活躍できるようにタイ国内の本部経営を行っていく準備をしております。


北京本部店舗内のビデオ映像です。


2012年4月22日

日本オートビジネス協同組合入校式

4月21日に8名のチェンライの若者が自動車塗装分野で弊社から3年間の実習のため、日本へ旅立ちました。 これで、15名が現在日本で実習中です。

本日より、約1カ月間集合研修を実施したのち、神奈川・茨城の店舗に配属されます。





2年後に第一期生がタイに戻りますが、日本での技術を生かせるように、タイ国内で成長が見込まれる自動車アフタ―マーケット市場をターゲットにした合弁企業を設立しました。


タイにもB-QUICK/Cockpit などのタイヤ・ホイール取り付けのFC店舗はありますが、日本のような板金塗装・カーケアーを高度な技術で施行してくれる店舗は現時点ではタイにはありません。




弊社では、もっとも大切な人材を育成するためにも、実習生制度を活用して多くのタイ人が派遣できるように、タイ側・日本側関係者と協力して頑張っていきたいと思います。



中国で200店舗を展開している日本の洗車の王国様 http://www.cleanyourcar.jp/とも協力して
進めていく予定です。



近日中に北京の本部を視察する予定です。





2012年2月5日

AUN (和楽器奏者)が来校しました

先般、チャンマイ領事館主催のランナーイーブン際では文化庁の文化交流使で各国で演奏しているAUNという和楽器奏者がチェンライで太鼓・三味線・笛をつかった日本の伝統音楽を演奏してくれました。

セントラルデパートの野外ステージでは生の演奏が聴けるとあって、多くのチェンライ在住の日本人・地元のタイ人が集まり大拍手でした。

演奏終了後はAUN3名の演奏者とチェンマイ総領事・チェンライ日本人会長など関係者と懇親会をしましたが、改めて日本の和楽器を含めて日本文化を地球市民である日本人はこれからも残していく知恵が必要だと痛感しました。

セントラルデパートでの野外ステージの様子



さくら日本語学校での演奏



日本へ行く実習生たちも大変喜んでいました。



タイ国内には約7000社近い日系企業及び多数のビジネスマンやロングステイヤーがタイ国内には住んでいますが、日本の素晴らしい文化を共同で経費を出し合い、タイ国で日本文化を広める活動イベントができればと考えています。

2012年1月19日

研修生の様子(自動車板金分野)

チェンライから日本にいった実習生からは今年の日本は相当な寒波で経験したことのない寒さで
大変な様子がスカイプで連絡をしてくる実習生から報告が来ています。

さて、下記は日本のディーラーで板金塗装分野を実習している写真です。

実習生が数名います。皆で餃子作りをしているところです。日曜日には会社の畑でトウガラシや香草を栽培しているとのこと。

3名は日本で板金塗装の技能を習得しています。 タイと日本では板金塗装の工程が倍以上にきめ細かく・正確な技術に驚いています。

現在、15名が日本の自動車ディーラーにいっていますが、帰国した実習生がタイ国内で活躍できる場を弊社と受入企業・組合とで現在準備をしています。

彼らの技術はタイ国内の増加する自動車ユーザーにも必ずや受け入れられると思います。

正月には初めて餅つきを経験しました。 きな粉餅が大変おいしかったとのことです。

他の分野でも多くのチェンライ県から実習生が日本にいっていますので、彼らの日本での仕事・生活風景を今後、定期的に報告します。

日本の今年の冬は寒さが厳しいですが、ここチェンライは朝が18度位・日中が30度位と穏やかなな季節です。