2010年2月28日

外国人介護士、受け入れ拡充 動き

 気になるニュースが目につきました。やはり、外国人労働者受け入れに関しては、入国管理局からの提言が一番だと思いますので。

千葉景子法相の私的懇談会「出入国管理政策懇談会」(座長・木村孟文部科学省顧問)は19日、外国人の介護福祉士の受け入れ拡充や、高度な専門技術を持つ外国人の定住促進などを求めた報告書を法相に提出しました。

法務省は今春に策定する第4次出入国管理基本計画に内容を反映させる方針とのことです。

政府は2008年から、インドネシア、フィリピンとの経済連携協定に基づき、両国から介護福祉士の研修生を受け入れています。

しかし、少子高齢化に伴う介護要員不足に対応するため、同懇談会は将来的には両国出身者以外にも門戸を開放することを検討するよう求めています。 

現在は、タイ・ベトナムからの受け入れ交渉が進行中です。

現在EPAモデルで、2カ国の受け入れが行われていますが、受け入れ施設ではせっかく育った人材が国家試験に合格しなければ帰国という条件のため多くの不満の声が聞こえています。

試験問題にルビをつけたり、滞在中の日本語教育支援を行っていこうという岡田外相・その他の関連機関の動きがありますが、国としての中長期的な視野で-----日本の高齢化を優秀な外国人介護士に少しでも支えてもらうにはどうしたらいいか------という切り口で取り組まなければ、受け入れに関する官僚の利権のみが温存されるという構図になります。

当事者は官僚に期待しているだけではいけないと思います。

2010年2月14日

養鶏農場訪問

タイ北部 チェンライ県で最大の養鶏場に行ってきました。300Rai(150,000坪)の敷地に12の鶏舎があります。鶏舎の大きさは21メートル×106メートルです。 















鶏舎は日本製のシステムが導入されており、鶏へのえさ・水分なども自動化されています。

社員は約40人です。
ここチェンライ県にはこのような卵の養鶏会社が約130社ほどあります。また食肉用の養鶏会社が約60社ほどです。















70000匹の鶏が一日約40,000個の卵を生み出しています。タイの大手食品チャルーン・ポーカパン・フーズ社(CPF)(CPブランド)として、鳥インフルエンザにも対応できるバイオセキュリィティーシステムを採用しており、ワクチンを45日ごとに投与しているそうです。 飼料のサイロも独自に所有しています。

生後約18週間ほどから卵をうみだすそうです。寿命はそれから1年です。

日系食品企業へも卵を供給しており、この食品会社が粉末状態にして卵スープなどとして日本へ輸出されているそうです。

5000匹の鶏を1人で管理しています。 卵は、タイ北部のチェンライ・チェンマイ・パヤオに出荷されています。  下記の鶏舎の下が、養殖池になっていて、鶏糞が落ちるようになっていため、鶏舎特有の臭いは一切ありません。
























またここでは、レストランで人気のあるメニューである、メコンの大ナマズなどの魚が養殖されています。タイ北部での消費・ラオスへの輸出をしています。
大きなナマズは1匹20キロぐらいから100キロぐらいですが、1キロ100BHT位で出荷されるそうです。
現在、20,000匹が養殖されています。


2010年2月8日

Wanason リゾート

チェンライ市内~20分程度のところにある、MFU大学という敷地内にあるリゾートのご紹介です。

客室数は約70室 ロッジが8棟あります。この施設を日本在住の元気な年配の方にシーズンステイなどで利用するための案件を大学側と準備をしております。

日本でもある、会員制タイムシェアリングの発想です。日本では東急ハーベストクラブ・リゾートトラストなどの大手企業が採用しているシステムです。

敷地内には、病院も昨年オープンしておりますし、看護学部・介護学部の学生もいます。

タイスパやプール・会議室・レストランなどもありますので、インフラとしては十二分だと思います。

この施設を核にして、チェンライの観光資源・サービス会社と組み合わせれば集客できる可能性はあります。














敷地内には銀行・コンビニなどもありますし、敷地内の移動には電気自動車の巡回サービスも
利用できます。














ご関心のある方は、ご連絡をください。

2010年2月5日

プーチーファー















チェンライ市内から車で約1時間半でタイ・ラオス国境を眼下に見ながら雲海をみることができる観光地があります。

標高は1628メートルです。

この地域は、モン族が多くすんでおり、米などは日本米と同じような短粒米です。

先日、会社のスタッフとこの地域の研修生リクルートもかねて行ってきました。














この地域の気候はタイとは言っても、気温が2度位までさがりますので、凍死する人もいるようです。
ちょうどさくらの開花時期で日本で言う山桜のようなものが満開でした。
モン族の民族衣装です。タイ北部には多くの山岳民族が生活しており、彼らは手先が非常に器用なため、さまざまな刺繍をはじめとした工芸品の作品などを作っております。