2009年9月28日

NO.22 マカオへのタイセラピスト派遣




ベネチアンマカオリゾート&スパhttp://www.venetianmacao.com/jp/ というマカオのホテルからタイ外務省の紹介で、タイスパ・セラピスト15名の派遣要請が本日ありました。給料は7000香港マカオドル(約83,000円)ぐらいだそうです。現地での生活コスト・往復旅費などは先方持ちということで、さっそく、チェンライ県タイスパセラピスト協会の会長・タイ保健相チェンライ支部と面談をして今後の対応を協議してきました。
日常英会話とセラピストとして5年以上の経験ということが先方の希望条件ですが、日本への派遣と違い履歴書・動画プロファイルで採用を決定するということで、2週間以内に40名程度のタイ人セラピストを募集しなければなりません。その後2週間以内にはマカオへ向けて出発という非常にスピーディーな受け入れ態勢には驚きました。
チェンライの地元大学でも公的機関のサポートで研修手当をもらいながら、タイスパの技能を習得できる講座も用意されていますので、今後はこのような機関とも連携してタイ人スパ・セラピストの派遣ができればと考えています。

2009年9月27日

NO.21 MFU大学長就任式典



本日、MFU大学にて新学長Tedさんの就任式に参加いたしました。任期は4年です。BVN社とは常日頃いろいろとお世話になっている方でゴルフが大変好きな紳士です。本年度3月には茨城との介護関係のプロジェクトを進めるために、日本を訪問しております。大変、日本が好きな方です。記念式典には王室関係の方も参加し、改めてMFU大学のタイにおける格付けというものを感じました。下の写真は大学敷地内の総合病院です。現在は外来患者のみの対応ですが、来年度一月にはベッド数170の入院にも対応できるとのことです。



タイでは救急車一台が約600万円程度です。

2009年9月26日

NO.20 外国人介護士受け入れ利権



経済連携協定(EPA)締結にともない昨年度8月からののインドネシア人介護士・看護士、今年度からのフィリピン人介護士・看護士の受け入れ人数は国家間で定めた予定人員の60%程度にとどまっていますが、問題は①受け入れ施設が一人当たり60万円程度の初期費用(半年間の日本語教育を含む)がかかること②日本の国家資格に合格しなければ看護師(3年)・介護士(4年)後には帰国すること③日本人と同等の給与を支払うこと④受け入れ施設の責任で日本語教育などの研修指導員・生活指導員などを置くことなどにより、受け入れ施設としては中期的な人材確保策にはなっていないという問題があることです。厚労省の天下り機関である国際厚生事業団(JICWELS)が仲介業務を一手に行っているのですが、昨年度の収支報告書には補助金7000万円・受け入れ手数料が8000万円また日本語教育を担う経済産業省・外務省の天下り機関に合計で20億円/年間程度の税金が投入されているのはあまり知られていないことですが、今後もこのような枠組みを日本の官僚組織が温存するならば、送り出し国・受け入れ施設・介護を必要とする人々で協力して新たな枠組みを作る時が迫っているのではないかと思います。ここチェンライではMUF大学・看護学校・介護士学校に①日本語教育②ホームヘルパー2級などのカリキュラムを導入して、直接日本の特養などの施設に送り出す枠組みプロジェクトを現在準備しております。

2009年9月25日

NO.19 シンブリ病院



今日は田中の経営しております、チェンライ県でトップクラスノ民間総合病院であるシンブリ病院をご紹介いたします。タイ国内に6つのグループ病院があります。タイ人研修生の健康診断・歯科検診もここでやっております。今年度10月からはチェンライでロングステイをしている日本人会と協力して会員向けの健康診断サービスを開始いたします。24時間緊急搬送サービス・通訳など今後とも日本人の皆さまの声をききながら充実した医療サービスを展開していきます。

先日は茨城県の介護関係者が当病院を訪れ、今後の関係強化につき定期会議を行いました。
プロジェクトがまとまることを期待しております。

2009年9月24日

NO.18 山岳民族手織物



チェンライ県には山岳民族が今でも独自の文化を守っていますが、その中でも日本人の方々に喜ばれているものの一手織物があります。上の工場で生産されているものはドイトンブランドとして高く評価されているものです。チェンライ市内から40分ぐらいのところにあります。


男女を問わずスカーフとしてアースカラー調の色合いは欧米では人気があるそうです。ブランド品ですと一枚600BHTぐらいからですが、山岳民族が露店で販売しているものは100BHTぐらいです。購入・販売など関心のある方はご連絡ください。 ロットにて見積もり・サンプル手配いたします。

2009年9月23日

NO.17 タイ国技能検定基準

タイ国では海外派遣労働者においては下記のような形になっております。
海外就労者向けの技能検定基準については、職業紹介及び求職者保護法により下記が明記されています。

第36条 海外就労に求職者を送り出すに際しては、海外就労あっせん許可業者は、次のことを実施なければならない。 技能開発局長の定めた基準に従い、求職者に技能試験を受験させること

建設関係 11 職種
建築大工、枠組み大工、装飾建築、れんが工、左官、タイル張り工、水道工(配管)、水道工(風呂場、便所)、水道工(管作成)、鉄筋工、建築塗装
工業関係 8 職種
電気溶接、エックス線溶接、ガス溶接、金属溶断工、空気管及び金属薄板製造工、管製造工、絶縁被覆工
機械関係 11 職種
自動車修理、ガソリンエンジン整備、ディーゼルエンジン整備、自動車電装、トランスミッション・サスペンション整備、タイヤ修理、自動車洗車、車体修理整備、重量車両整備、車体塗装、重量車運転
==海外就労求職者のための検定職種 ==
(1) 建設関係 11 職種

建築大工、枠組み大工、装飾建築、れんが工、左官、タイル張り工、水道工(配管)、水道工(風呂場、便所)、水道工(管作成)、鉄筋工、建築塗装
(2) 工業関係 8 職種
電気溶接、エックス線溶接、ガス溶接、金属溶断工、空気管及び金属薄板製造工、管製造工、絶縁被覆工
(3)機械関係 11 職種
自動車修理、ガソリンエンジン整備、ディーゼルエンジン整備、自動車電装、トランスミッション・サスペンション整備、タイヤ修理、自動車洗車、車体修理整備、重量車両整備、車体塗装、重量車運転
(4)電気電子コンピューター 4 職種
ビル電気技師、工場・工業電気技師、高圧電気技師、冷房エアコン調整工
(5)工芸 3 職種
木製家具工、家具塗装、工業縫製工
(6)サービス 3 職種
家事手伝い、運転手、調理

検定試験のレベル
・グレード1 (基礎):
主任、班長などによる指導後に、養成訓練などで得た基礎的技能と知識を使って、自力で作業を進められる能力を有する。
・グレード2 (中位):自分自身の処置を含め自力で作業を理解、そして解決できる能力を有する。
・グレード3 (高度):独自の作業に加えて経験の低い他の技能工を指導できる能力を有する。

技能開発局の技能基準ハンドブックによると、技能は下の図のように区分され、1 級はSemiskilled、2 級はSkilled、3 級はTechnician に相当するとしている。

海外就労求職者向け技能試験は次の項目を採点する。
1実技の正確さ、段取り
2道具及び材料の使用が無駄なく正確に行われているか
3作業の安全性
4実技に要した時間
5完成品の仕上がり
採点結果は次により判定する。
A 大変良いー得点80%以上
B 良いー得点70-79%
C 普通―得点65-69%
D いま一歩―得点60-64%
E 不合格―得点60%未満

2009年9月22日

NO.16 観光スポット



市内中心にメンライ王の銅像があります。毎日市内中心のナイトバザールではこの地域のランナー文化の踊りなどのイベントが開催されています。 市内には日本のイオンのようなショッピングセンターがあり、日本食の素材も数多く販売されています。


市内から約45分程度でタイ・ミャンマー・ラオス国境の町メーサイがあり、中国・ミャンマーとの貿易の中心として栄えています。国境地域のメコン川のチェンコンは中国貿易との中心的な港です。現在のプミポン国王の母がお住まいに慣れていたドイトン宮殿も車で約40分のところにあります。タイ北部には山岳民族が現在も生活をしており、多様な文化が垣間見られます。 また、ドイメーサロン地区は現在でも雲南省から南下してきた中国人が多く生活し、高級茶などの生産がおこなわれています。 チェンライ近郊には温泉が多くわくのですが、日本のような施設が整った温泉センターができれば喜ばれると思います。

その他、エレファントキャンプでのトレッキングツアー・雲海の見えるプーチーファー・現在も建築が進行中の白いお寺ワット・ロン・クンメコン川での日本人に好評なスピードボートなどが楽しむことができます。

2009年9月20日

NO.15 さくら日本語学校

これは研修生が日本へ行く前に日本語を学ぶ教室です。(財)国際研修機構や国際交流基金の教材などを活用して、約300時間程度の事前教育を行っています。教室には浴衣や・日本の書籍も豊富に取りそろえて研修生に利用してもらっています。現在は、タイ人介護士学校への日本語カリキュラム・事前介護士カリキュラムの準備をしております。一番下の女性はさくら日本語学校のアシスタントをしてもらっている女性です。