2010年5月27日

タイ人研修生が増える?

政府が新しく労働者派遣法改正の成立を目指して、動いております。

2008年のリーマンショック後に製造業中心に派遣切りという話題がニュースに上がりましたが、ポイントは専門知識26業務を除いて、原則登録型派遣の原則禁止ということです。

2009年度の派遣労働者の総数は230万人と2005年以降増加してきた派遣労働者の総数が前年度比42%減という現状のなかで、160万人が登録型派遣社員という現実です。


登録型派遣社員というのは、派遣会社に登録して、仕事があるときだけ働くというスタイルです。

弊社のほうにも、日本の製造業を中心に派遣社員からタイ人研修生を3年間活用していきたいという動きがでてきました。

コスト的には、入管法の改正に伴い、受け入れ企業にとって、日本の正社員の人件費コストと比較して大きな経済メリットは以前ほどなくなりましたが、今後の受け入れ企業の動向に注目しています。