2010年7月12日

タイ外国直接投資申請、前年比倍増の983億バーツ

タイ投資委員会(BOI)が今年度2010年1―6月に受理した外国直接投資の恩典申請は375件、投資予定額983・3億バーツ(約2700億円)で、金額ベースで前年同期を96%上回ったとのことです。

国・地域別では日本が386・4億バーツ(150件)と前年同期から倍増。次いでスペイン220億バーツ、シンガポール83億バーツ、中国69・8億バーツでs。

タイ資本の事業を含めた恩典申請の総数は632件、投資予定額1924億バーツ(前年同期比7・4%増)。投資予定額が最も多かった事業分野は「サービス・公益事業(発電、観光、ホテル、病院、物流センターなど)」で851億バーツ。次いで「鉱業、セラミックス、基本金属」264億バーツ、「金属製品、機械、運輸機器」232億バーツ、「農業、農産品」228億バーツです。

タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)が24日に発表した2010年1―3月のタイの国内総生産(GDP)(速報値)は前年同期比12%増(前期比3・8%増)で、2009年10―12月の前年同期比5・9%増を大きく上回ったとのことです。

家計消費、民間投資、輸出が引き続き改善して今s。


輸出は米ドル換算で前年同期比32%増加しています。自動車関連が73・4%増と大きく伸びたほか、コンピュータ関連が53%増、家電が35・5%増、集積回路が59・5%増と好調とのことです。

先日、トヨタ系のディーラーの社長と食事をしたのですが、チェンライでも自動車関連の販売が好調で、市内も朝夕には、交通渋滞も発生することがあります。

最近目につくのは、自家用車のホイール交換や、新たなショップができていることです。近いうちに日本のカーコン・オートバックスなどの関連企業がタイでビジネスを展開できれば、成功するとおもあれます。


家計消費は4%増、農業収入は19・3%増、民間投資は15・8%増、工業生産は22・8%増だった。外国人旅行者は28・4%増の470万人と四半期ベースで過去最高を記録したとのことです。