2010年7月29日

フィンランド、タイ人出稼ぎ者を受け入れ

タイ労働省はタイ人の海外での雇用環境を守るために、海外への派遣に際しては非常に厳しく、
海外派遣をする人材派遣会社を監査・指導をしています。

また、労働省自らが仲介機関になり、直接海外への派遣事業を行っている例も多数あります。

ここ、チェンライでも10名程度のタイ人労働者がフィンランドでのブルーベリー摘みに従事するために、タイ労働省の事前研修を修了し、チェンライ国際空港を出発しました。

タイ国全体では、今回の第一次派遣団は約230名だそうです。

7月~9月の収穫期に合わせて、朝4時から午後10時までの長時間労働ですが、タイ政府がフィンランド政府と合意して、約2000名の派遣をするそうです。

今回の労働者の雇用条件は収入が約70日間で17万THB(約50万弱)で渡航費用約17万円が自己負担です。 

先日、スウェーデンで果樹園収穫の仕事をしてきたタイ人労働者の話を聞きましたが、納税義務が生じるため、今回の納税免除のフィリピン政府との協定は非常に好評のようです。

タイ北部では、現在は台湾・シンガポール・中東に多くの労働者が行っていますが、最近になり日本からの引き合いも少しずつ増えてきているため、彼らも日本への実習生の派遣を希望しているようです。