2010年12月31日

2010年を振り返って

早いもので、2010年もあっという間に終わろうとしています。 BVN社としては、3年計画の2年目にあたった年でしたが、今年は多くの方々が日本・バンコクからチェンライを訪れていただきました。

個人的には、チェンライ側のスピードが3倍程度早ければいいと思いますが、じっくりやるしかないと思います。

チェンライというタイの最北端に時間をかけて来ていただいたことに関して、改めてわれわれは日本から訪問していただいた関係者の方々に感謝をしなければいけないと思っております。

チェンライへお見えになる方は大きく4つのタイプがあります。

①日本へのタイ人実習生派遣に関しての選抜・面接
②チェンライの介護・ロングステイ関連に関しての視察
③日本・タイ北部間とのビジネスマーケティングリサーチ
④チェンライでのボランティア活動

上記の方々との多くの面談がありましたが、今年は来年度以降につながる大きな収穫があったと思います。



さて、今年は、2006年にタクシン政権が崩壊して以降でも最大のタクシン派と反タクシン派との大きな衝突が起き、現在は表面上は沈静化しているように見受けられますが、おそらく今後5年以内には再度、タイ国民がこの国民的課題にどう対処していくのかを注目しています。

タイ経済に目を向けてみますと、アジアのデトロイトとして、自動車及び関連産業を中心に日本からの投資がますます本格化してきています。 各種経済統計をみても、日本経済とは対照的です。

中期的には、日本の製造業以外の内需関連サービス業者もタイに積極的に出てくることになるでしょう。

ここ、チェンライ県でも来年4月オープンの大型商業施設・住宅・不動産開発・好調な自動車販売・ラオス国境との巨大プロジェクトの進行など確実に経済のパイが大きくなっているのを感じます。

今の我々の置かれている立場に感謝して、来年度以降はタイ北部の関係者・日本側の関係者が中期的にWIN-WINの関係が構築できるように、我々としてはお手伝いできればと考えています。

我々自身の可能性を信じ続けて行くことが大切だと思います。