2010年3月23日

チェンライへの視察


ここ3週間ほど、日本・台湾・バンコクからチェンライへの視察団がつづき更新ができませんでした。

今回ご紹介するのは5年前に元市長さんであるO氏とその息子さんで、ゼロから組合を立ち上げて、タイ人研修生を現在日本で、380名程度受け入れている組合の方と打ち合わせを持ちました。


今でこそ軌道に乗っていますが、当初はタイの悪質な日本人ブローカーにだまされたり、日本到着後に失踪者が多発したり、全く日本語教育などもなされずに日本にくるなどなどの問題がありましたが、今では、タイ労働省・JITCOにも非常に評価されてタイとの人材交流事業にかける意気込みを非常に感じました。












今後は、タイ北部からの人材受け入れ、とくに農業関係でニーズが強いということで期待が持てそうです。
とくにチェンライがここ数年でGMSプロジェクトの物流の拠点として発展する可能性をすぐさま見抜く感性の鋭さには感心いたしました。タイ北部は初めての訪問だったのですが、チェンライ近郊の自然・建物・地形などは日本の田舎と非常に似ているということで、気に入ったようでした。

時間はあまりなかったのですが、メコン川のボートツアーでラオスに入り、ミャンマーとの国境メーサイを回るコースは好評でした。

メコン川のラオス国境沿いには、昨年9月9日にオープンした大型のカジノ・ホテルをはじめ、ゴルフ場建設などが急ピッチで進められており、この地区の中国をはじめとした投資プロジェクトの躍動感を改めて感じた小旅行でした。