2009年11月12日

NO.35 台湾への介護士派遣




日本タイとの間で交渉中のJTEPA(日本タイ経済連携協定)に基づくタイ人介護士派遣のプロジェクトを進めている中で、台湾からの派遣要請が現在20人程/月きておりますので、現在地元の介護士学校から北京語を話せる人材を選定して、今月末に台湾の受け入れ会社がこちらにきますので、その準備をしています。

台湾では2011年から日本の介護保険制度のようなシステムが導入されるのですが、日本と違い施設への入居よりコストが安い在宅介護が中心的な政策となるようです。

そのため、今後は台湾への介護士派遣が急増する見込みです。

ただし、問題点があります。基本的に台湾は介護士受け入れが自由化されているので、フィリピン・ベトナム・インドネシアとの人件費競争があるため、雇用条件は必ずしも満足するものではありません。

ここの受け入れ会社はチェンライにに台湾の要介護者が入居する老人ホームを建設するという条件ですので、今後とも対応していきます。

ちなみに、月給が約5万円程度ですのでこの金額ですとタイ人もバンコク周辺でも可能な収入ですので、台湾からの帰国の折には老人ホームで就職できるという形となる予定です。