2010年1月26日

2009年度外国企業のタイ投資過去最高

タイ投資委員会(BOI)が2009年に受理した外国直接投資の恩典申請は788件、投資予定総額3507・5億バーツ(約9800億円)で、金額ベースで前年を18%上回ったそうです。

国・地域別では日本が226件、773・8億バーツ(前年比24%減)と最も多く、特に12月は45件、230億バーツの申請がありました。

2位は中国で、2008年の15億バーツから431・9億バーツに急増しているのが特徴です。

2011年にはここチェンライ県のチェンコンとラオスをつなぐ国境に橋ができることにより、、中国の昆明と陸路でバンコクまでつながることになります。(南北回廊)ので、この流れは今後もますます増大するものと思われます。

その他の国としては、米国346・3億バーツ、シンガポール342・6億バーツ、オランダ214・1億バーツ、ドイツ202・9億バーツ、台湾202・7億バーツ、香港138・2億バーツ、スイス132・6億バーツ、韓国82・6億バーツ、インド46・6億バーツ、オーストラリア44・6億バーツでした。

ジャンルとしては、1番目に「サービス・公益事業(発電、観光、ホテル、病院、物流センターなど)」2番目が「電気・電子」3番目にエタノール、バイオディーゼル、食品などの「農業・アグロインダストリー」となっています。

タイ北部にも日系企業が約300社ほど進出していますが、タイ経済の経済成長には輸出・外国投資・消費という構造がありますので、チェンライの地元商工会議所などが中心になって投資呼び込みの動きが活発になりつつあります。

直近でも日系企業の建設資材のリサイクル事業や日本の木造住宅事業のマーケットニーズなどを想定した相談がきております。

タイ北部での投資調査(F.S)が必要でしたら、ぜひご相談・ご連絡をお待ちしております。